野球を取り巻く環境に、かなり変化があった気がします。
サッカーの台頭、プロ選手のメジャー進出…

指導方法にも様々な変化があります。

最近の風潮としては、『昔の教え方は間違っている。』っていうのが流行りです。

小学生にダウンスイングは間違い!?
ボールを正面で捕れは間違い!?
打てない子に「ボールをよく見ろ。」は間違い!?
キャッチボールで声を出すのは間違い!?

最後のキャッチボールについては、元巨人の桑田さんが言ってました。
声を出していたら、捕球や投球の動作に集中できない!
なるほど!とも思いますが、私の教えてきた子は、『いくぞー!』『さぁこい!』の掛け声がないと、よそ見してないか心配なレベルの子もいたし。『○○いくぞー!』と名前を呼ばせることでコミュニケーションをとらせてみたり。
結局、私の答えはケースバイケース。動作に集中させたいときには黙ってやらせますが、基本は元気にキャッチボールさせます。だって、どのチームも声出してますもん。私がBBMで静かにやらせたところで、チームに戻れば要声出し!これでは戸惑うだろうし、これが一番かわいそう。
私の仕事は、チームで「声が小さい。」と怒られている選手が大きな声を出せるように盛り上げること。

指導者であれば色々な考え方がありますが、目の前の選手にあった指導をすることが全て。それ以上でもそれ以下でもないですね…